文章力をつける―読みやすい論文・エッセイを書く38のコツ
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文章の書き出し―1行目とつかみ(第5章)

 〔CONTENTS〕 第5章 文章の書き出し―1行目とつかみ
 1行目は気取らず、短く、謎を残して書く… 
 名エッセイの書き出しには、5つのパターンがあった
 文章冒頭「つかみ」のコツ|テーマの提示は早めに!

一行目から読者をひきつけるには

 文章の書き出しは、読者をひきつける上でとても重要です。しかし、そう思えば思うほど、最初の一行が出てこないものです。一行目さえ書ければ、案外すらすらと文が続くものなのですが‥‥。そこで本章では文章の書き出しについて、パターン別に具体例を示しながら解説を試みました。

最初の一行目の考え方

名作小説を例に  肩の力を抜き、簡潔で自然な表現の文でスタート。
小論文の書き出し  問題提起の文から始まる。一行目は簡潔に。
表現上の心がまえ  最初の文は短く。知りたい気持ちを誘発するように。

  詳しくは1行目は気取らず、短く、謎を残して書く…

エッセイの書き出しには5つのパターンがある

 

 エッセイは、小論文のような文章に比べると、書き出しがかなり自由です。それだけに何から書き始めたらいいか迷うかもしれません。そこで、大まかに5つのパターンに分けました。

1.自分の体験の実写
2.会話体
3.自分の考えや感想
4.引用、伝聞
5.そのほかのパターン

(うんちく法、辞書引用術、その他お勧めできない例も)

 それぞれにエッセイストの実例をいくつか示して、解説しています。
  詳しくは名エッセイの書き出しには、5つのパターンがあった

冒頭の段落は、つかみとテーマの提示

 第一行目を含む最初の段落では、テーマを提示しつつ、読者の気持ちをつかみます。一気に本論に導くための重要な導入部となります。

 エッセイでは自分の体験や気持ちを書くことになりますから、ともすると自分の思い入れが過剰に出たり、凝り過ぎて表現が空回りしたりすることになりがちです。あまり力まず、「読者の知りたい気持ち」に寄り添いながら、展開していくことが肝要です。
  ※詳しくは文章冒頭「つかみ」のコツ|テーマの提示は早めに!

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