文章力をつける―酔いやすい論文・エッセイを書く38のコツ
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文章講座2テーマ探しと準備構成と構想文章の書き出し推敲と完成魅力的な文章

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魅力的な文章の構成・書き出しと推敲のポイント(文章講座2)

3章 テーマ探しと文章を書くまでの準備  4章 文章の構成と構想
5章 文章の書き出し  6章 文章の推敲と完成  7章 魅力ある文章を書くために

テーマが決まったあとは、書き始める前の準備と構成が大事

 
 文章は、まず書き出しの第1行目の文から始まり、文が一つ一つ、つながって最初の段落が形成され、いくつかの段落を経て収束します。

 エッセイだろうと小論文や解説文、はたまた広告コピーだろうと、文章は全体で作者の思想(感情)を表しており、書き出しで読者を惹きつけた後は、流れるように結びの言葉へと向かっていかなければなりません。

 文章を書く作業の中で初心者が陥りやすいのは、文章を書き始めるまでに十分に時間をかけていないということです。言い換えれば、テーマを十分に吟味していない、必要にして十分な文章素材を用意していない、構想を練ったり文章構成を考えたりしない、ということです。

 イメージがぱっと湧いてきたので、すぐに書き始める。そういう人が実に多いのです。文章の超達人ともなれば、「一行目が浮かんだらもう書き終わったも同然だ」と豪語することもできましょうが、素人はすぐに行き詰まるのが目に見えています。

 文章のプロは、書いている時間よりも準備のほうに多くの時間を割くものです。それだけ、書き始めるまでの準備は大切なことなのです。

 特に文章の構成は、長い文章であればあるほど重要になります。初心者は全体の構成を紙に書いて図式化し、入念に思考の流れをチェックして、追加と削除を繰り返すとよいでしょう。慣れてくると、短い文章ならそれらを頭の中でもできるようになります。


 「文章講座2」は3章から始まり7章まで、エッセイや小論文を念頭に、合計22のテーマに沿って解説しています。

 主な内容は、テーマ探しやテーマの吟味、書き始めるまでの準備、様々な文章構成、書き出しのパターンなどとなっています。6章の文章のリライト例は、いったん書き上げた上での推敲に役立つ内容を盛り込みました。

 文章講座2の内容

 (文章講座1から続く)

3章 テーマ探しと文章を書くまでの準備
 文章の種類(読者が求める5つの目的とは…)
 エッセイ・随筆・小論文―違いと共通点
 文章のテーマの探し方|読者は何を知りたいか?
 小論文の課題とテーマの見つけ方、絞り込み方
 小論文の採点基準―意外に高い「主題の評価」
 文章を書く前の3つの準備(メモ、資料、構想)

4章 文章の構成と構想
 起承転結は四行詩の定型。文章に向いてない理由…
 二部構成の文章(序論+本論)
 三部構成の文章(序破急/序論・本論・結論)
 四部構成の文章/小論文の場合
 五部構成の文章(三部構成の発展形)
 エッセイでは体験と観察が大切。一般論を避ける

5章 文章の書き出し
 1行目は気取らず、短く、謎を残して書く…
 名エッセイの書き出しには、5つのパターンがあった
 文章冒頭「つかみ」のコツ|テーマの提示は早めに!

6章 文章の推敲と完成
 添削・リライト例で見る、文章の問題点発見のコツ
 推敲のコツ―自己添削と自己リライトについて

7章 魅力的な文章の書き方
 文章のタイトルと一行目/簡潔な言葉の力
 単調な文章は語尾に変化をつけるとリズムがよくなる
 紋切り型の表現を避け、自分の言葉で書く
 添削例で学ぶ、魅力的な文章に書き直す方法
 とっつきにくい書き出しを共感できる内容に
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